口笛が上手いと歌も上手い?口笛上手になろう!

口笛上手いから、歌も上手いでしょ?

と、よく質問されます。

そんなときは

「そんなことないですよ!」

と、私はとりあえず否定しますが(^3^)

実際、口笛上手な人は歌も上手なことが多いです。

今回は口笛と歌の共通点について考えます。

口笛上手と歌上手に共通するのは音感

口笛の基礎step5

↑音階練習の話でも取り上げましたが、口笛を上手に吹く上で欠かせないのが「音感」です。

それは歌にとっても同じことです。

音感がしっかり身についていないとメロディーを正しく表現できないですからね。

口笛が上手で練習もたくさんしていて、音感が身についている人は歌を歌うときもある程度基礎の部分はできているということなのでしょう。

吹奏楽部が合唱するとまあまあ上手いのと一緒ですね!

ですから、歌が上手い人や、ある程度音感が身についている音楽経験者は口笛の上達が早いのですよ!(私の経験から言っています(^3^))

音感だけじゃない!口笛上手と歌上手の共通点!

口笛上手と歌上手に共通しているのは音感だけじゃありません。

もう一つ大きく関係しているのはブレスコントロールです。

曲を吹いているときに、どこで息継ぎをして、今肺にある空気だけでどこまで保たせるか。音楽的なフレーズも意識して息遣いをコントロールしています。

その他、細かなことを言うと、

歌で音楽表現のセンスを磨いてきた方は口笛を吹いてもセンスがいいですよね。ビブラートのかけ具合だとか、アーティキュレーションだとか。

歌でもそれ以外の楽器でも。

音楽に関わって築き上げてきたものは、口笛にとっても共通してて、ほぼプラスに働くのではないでしょうか。

歌上手じゃなくても楽器経験者じゃなくても口笛上手になれる!

一人ひとり経験は違っていても、幼稚園や小中学校で音楽教育は受けていたはず!今までの人生の中でたくさん音楽に触れてきたはず!

歌上手は口笛上手(口笛上手は歌上手)というのはあくまでも音楽上手な傾向であって100%イコールではありません。

私の知り合いには、音楽未経験で口笛はじめて、かなり上達した人がたくさんいますよ。

逆に、音楽経験者でもそんなに口笛上達しないひとも・・・

 

そう!

歌下手でも、音楽未経験でも、口笛上手になりたきゃとことん練習したらいい!(^3^)

口笛で音感やブレスコントロールを身につけて、音楽の経験を積んで、歌も上手くなればいい!

僕は口笛上達したい人をとことん応援します!!

 

 

口笛にはどんな種類があるの?

口笛にはどんな種類があるの?

の質問にお答えします。

口笛の種類(whistlingの仲間たち)

日本語で「口笛」といいますが、英語ではwhistlingというのをご存知でしょうか?口笛のはたくさんの種類があります。

多くの人がイメージしている口をすぼめる(尖らせる)口笛をパッカーウィスリング(Pucker whistling )といいます。

口笛吹けると楽しいよ♪
口をすぼめる

それ以外には、口をすぼめずに口の中で音を鳴らすパラタルウィスリング(palatal whistling)

その他には、指を使って音を鳴らすフィンガーウィスリング(Finger whistling)。甲子園など、野球の応援で耳にします。大きな音が特徴で、日本語では「指笛」といいますよね。あと、指を使わずに大きな音を鳴らす「舌笛」というものもあります。沖縄では、エイサーや組踊など伝統行事の曲中で指笛や舌笛が使用されています。舌笛は指を使わずに大きな音が出せるので、三線(三味線)を演奏しながらでもできるそうですよ。

パッカーウィスリングの種類(テクニックの種類)

口をすぼめる口笛をパッカーウィスリングといいますが、この中にも様々な種類の吹き方が存在しています。

ウォーブリングタッピングリッピングなど、通常では知りえないような口笛の演奏テクニックについて紹介しています。良ければほかのページも見てくださいね。

口笛の音がかすれてしまう原因とは?【よくある質問】

今回は口笛の音がかすれてしまう原因について説明します。

口笛吹けると楽しいよ♪
口笛吹けると楽しいよ♪

口笛の音がかすれてしまう原因とは

  • 口笛の音はですけどかすれてしまう・・・
  • 口笛の音がスッカスカなんです・・・
  • 口笛の音が出にくい・・・

そんな質問をよく受けます。

そんな人は「口笛の音を響かす」を意識してください。

以前、口笛の吹き方講座でもお伝えしましたが、口笛の基本は「響く場所を探ること」です。

口笛は少し口の形が変わったりしただけで音が鳴らなくなります。また、息が強すぎるとノイズが多くなったりして音が響かなくなります。

音がかすれてしまう方は、今一度、口笛の基礎の動画を確認してみてください。

コツは焦らずゆっくり、「ひゆう」で響く場所を探ることです。

体調によって、口笛の音がかすれてしまうことも

毎日毎日口笛を吹きまくっている私でも、体調によって口笛の音がかすれてしまうことがあります。インフルエンザなどで熱が出てブレスコントロールがしっかりできないときや、唇が乾燥していているときなど、思うようにきれいな口笛の音が出ないことがあります。そんな時は、しっかり自分の体調を整えてから、楽しく口笛を吹くといいでしょう。

向かい風は口笛の敵

バイクや自転車に乗る方はわかると思います。向かい風が吹いていると思うように口笛が吹けません。「かすれる」って程度ではありません。そんな時は「かすれてもいいや!」と開き直るのも一つの手かもしれませんよ。

 

【質問】口笛に歯並びは関係ありますか?

口笛の吹き方.com講師のくちぶえ君です。今回はよくある質問「口笛に歯並びは関係ありますか?」にお答えします!

口笛に歯並びは関係ありますか?

特に口笛吹けない方からこの質問を多く受けます。

「口笛が吹けないのですが、歯並びが悪いからでしょうか?」

「歯並び悪いんですけど、口笛吹けないのと関係ありますか?」

などなど。

練習してもなかなか口笛ができない。そうなると何か原因があるのではないか?歯並びのせいではないか?

と考えてしまいます。

口笛に歯並びはほぼ関係ないだろう

私にはたくさん口笛友達がいますが、その人たちみんな歯並びいいわけではないです。出っ歯の人、すきっ歯の人様々います。歯並びと口笛について科学的に考察した研究は今のところないので断言はしませんが、私が口笛仲間の歯並びを観察したところ、口笛が吹けないのは歯並びが悪いからではないと考えるようになりました。

歯がない人は口笛吹けない?歯の欠損・入れ歯の人は?

私の口笛仲間にnさんというおじいちゃんがいますが、その人が言うには歯がなくなってから口笛が吹きにくくなったと言っていました。でも「口笛吹けないわけではない」とも言っていました。勇気づけられる情報ではありませんか?逆に、歯がなくても口笛が吹ける!入れ歯でも口笛が吹ける!とのことですよ。

ちなみに私もバイク事故で前歯がなくなってしまったことがあります。しかも唇はズタズタ。確かに口笛吹きにくかったですが、吹けないって訳ではありませんでした。やはり、歯並び等さあまり関係ないのかもしれませんね。

では、口笛が吹けない原因はなにか?

私はよく口笛を教えますが、その中で、口笛が吹けない人には共通点があると感じるようになりました。

その1:ろうそくの火を消そうとする

口笛の間違った教え方でも取り上げましたが、口笛が吹けない人は口の内部の意識ができていません。一生懸命ろうそくの火を消そうと「ふーふー」頑張っています。これは無駄です。口笛で大事なのは口の中の狭めを意識すること。口笛の吹き方講座を参考にしてください。

その2:口笛を諦めてしまう

口笛吹けないひとの特徴というか、結果的になんですけど、口笛吹ける人は諦めなかった人、口笛吹ける人は諦めてしまった人なんです。

正直口笛ってけっこう難しいですよ。自転車と同じです。何度も何度も練習しないといけませんよね。結果的に諦めなかった人が「口笛が吹ける人」となるわけです。

口笛ができないと歯並びのせいではないか?舌が短いのではないか?才能がないのではないか?と様々な邪念が湧いてきます。そんなときはあまりイライラせずに、いつかできたらいいや!くらいの気持ちで口笛の練習に取り組むといいですよ。健康&健常な身体であれば、諦めなければいつか必ずできる!

ぜひチャレンジし続けてください!応援してますよ!