口笛の高い音の出し方(口笛の高音を出すコツ)について説明します。講師は、くちぶえ君が担当します。
口笛で高音が出ない(高い音が出にくい)方へ
口笛で高音が出ない(高い音が出にくい)方、あなたは無理をしています。口笛の高音というのは努力や鍛錬、時間によって出るようになるものではありません。 高音(高い音)を出すには、それなりのコツがあるのです。昔、私も高音が苦手で、高音が出せるようになるために2年近く無駄な時間を過ごしました。 今振り返ってみても非常に無駄な努力をしていたなあと思います。だから、「みなさんには、こんな思いして欲しくない!!」。それで、今回私がお伝えするコツは「リード移動」というものです。 ぜひ「リード移動」をマスターして、口笛の高音域拡張を成功させましょう!
口をすぼめる(尖らせる)をしても無駄
高音域ができない人に特徴的なのが、口をすぼめる(尖らせていく)です。1音2音程度でしたら、これでも高い音は出せます。 しかし、だんだんと音がかすれ、口の周りの筋肉(口輪筋)がどんどん痛くなってきます。この方法はよくありません(昔、私はこのやり方でした・・)。では、 どこを使って音を高くするのか?答えは「舌」です。
【復習】口笛の音高は舌で調節する!
まず、口笛の基礎[音高を変える]を思い出してください。口笛の音高(音の高さ)は舌で調節します。おさらいです。
①舌を「う~い」のように前方向・上方向に移動させると高く音が変化します。
②舌を歯の裏に着けていきましょう。
口の中の空間を小さくしていく感じです。これである程度は高音が出せるようになるはずですよ。
さらに高い音を出したいなら「リード移動」
口笛を鳴らすには、口の中の狭めが大事なのですが、高い音を出すにはこの狭めを前に移動させる必要があります。私はこれを「リード移動」と呼んでいます。 具体的には「ひーひーひー」~「しゅいーしゅいー」と言うように、口の中にある狭めを前方向に移動させるのです。 一般的には「ひー」と声を出すときのように、舌と上あご(硬口蓋)で狭めを形成し、狭めが後ろにある状態ですが、「しゅいー」とリード移動をすると、舌と歯茎で狭めが形成され、音の高さがイッキに切り替わります。 まるで、リコーダーのトーンホール(左手親指の穴)を半分空けたときのような感覚です。
おそらく、このあたりで音が切り替わります。(あくまで私の場合)
リード移動の練習するときは、口の中の狭めを意識し、「ひーーしゅいー」とゆっくりと舌の狭めを移動させましょう!できるだけ、「しゅいー」という動画の音を参考に練習してください。すぐにできない方もいます。
ちなみに、「リード移動」というのは私が感覚的作った言葉であり、人によってはオーバーブローという表現をする方もいます。また、口笛の音源(音が発生する源)が口腔内部の狭めであるという科学的な事実を述べているものでもありません。
そして最後に、絶対に口笛を諦めないこと!できるまで何度も試行錯誤してくださいね。
ちょとできるようになりましたありがとうございました
どういたしまして!
出来た!
コメントありがとうございます!おめでとうございます(^3^)
一生懸命 高音を 練習しています。
口先の 細さで 調整すると
思っていました。
鍛錬の 賜物 なのですね