リッピング奏法

リッピング奏法について解説します。

リッピングとは

リッピング奏法とは、アパッチュア(唇で形成される穴)を閉じたり開いたりすることによって音を区切る奏法です。アパッチュアを完全に閉じる場合と、音が鳴らなくなる程度に半分閉じる場合の2種類があります。

リッピング(完全に閉じる場合)

アパッチュア(唇で形成される穴)を完全に閉じるリッピングについて説明します。

リップストップ

アパッチュアを完全に閉じることによって音を完全に止めます。音が急激に減衰するので、演奏にメリハリを与えることができます。

Pの発音を加える

アパッチュアを完全に閉じた状態から音を出すことによって、口笛の音にpの子音を加えることができます。「ぷぷぷ」や「ぴぴぴ」などといった普段とは違う口笛の音を出すことができます。

リッピング(半分閉じる場合)

アパッチュア(唇で形成される穴)を半分閉じるリッピングについて説明します。

音の処理として用いる

アパッチュアを完全に閉じるのではなく、半分だけ閉じることによって音の処理が丁寧になるといわれています。

ブレスアタックと組み合わせる

「フプフプフプ」と言うように、ブレスアタックと組み合わせることで早いパッセージを演奏することができます。「フ」の部分はブレスアタックで、「プ」の部分はリッピングで行います。 修得者は少なく、コントロールも難しい演奏技術です。

以下の演奏動画を参考にしてください

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